ファームロジックスの御案内

ファームロジックスでは、組込ソフトウェア技術を中心とした試作や設計サポート、技術トレーニングを提供しています。国内最大手通信機器メーカー 6社の半導体技術サポート(11年間)と、通信機器設計(8年間)の実績を元に事業を行っています。これに加え、IoT(モノのインターネット)、組込機器のセキュリティ対策まで、組込ソフトウェア設計を中心に、お客様の技術導入や御社内トレーニングをお手伝いします。

「大人のための Arduino 工作会」の一コマ

技術対応やお客様対応でお困りの同業者様からのお問い合わせに関しましては、即日の対応も承っております。どんな小さな案件でも、まずは御相談ください。御予算に応じた提案をさせて頂きます。

過去の受託案件や対応可能技術につきましては、下部に説明がございます。画面をスクロールして御覧ください。

お問い合わせ

下記のお問い合わせフォームを使用せず、contact@flogics.com に直接御連絡を頂いても結構です。(御連絡は電子メールが最速です。PGP(GnuPG)鍵も御利用頂けます。)
御返答は原則として 24時間(営業時間)以内にお送りさせて頂いております。万が一返答が届かない場合、何らかの事情でメールが不達となっている可能性がございます。大変お手数ではございますが、別のメールアドレスで督促頂けますと幸いです。

お問合せからアフターサポートまでの流れ詳しい説明):

sequenceDiagram お客様 ->> ファームロジックス: メールでお問い合わせ Note over ファームロジックス: 通常 1営業日以内 ファームロジックス ->> お客様: 最初の回答 Note over お客様, ファームロジックス: メールのやり取り(必要に応じてネット会議) ファームロジックス ->> お客様: 正式な御見積 お客様 ->> ファームロジックス: 御発注 Note over ファームロジックス: 最初の試作(デモアプリ等) ファームロジックス ->> お客様: 試作の提示 Note over お客様, ファームロジックス: メールのやり取り(必要に応じてネット会議) Note over ファームロジックス: 最終設計 お客様 ->> ファームロジックス: 設計に対する御確認 ファームロジックス ->> お客様: 納品(通常は宅配便あるいは電子納品) お客様 ->> ファームロジックス: 御検収 ファームロジックス ->> お客様: 請求書 お客様 ->> ファームロジックス: お支払(銀行振込など) Note over お客様, ファームロジックス: アフターサポート(通常は無償)

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プライバシーポリシー(2022年9月改訂):

(1) 入力頂いた個人情報をパソコンやサーバーに保管させて頂く場合には、業務に必要な情報については AES 256ビット以上の暗号化(以下、堅牢な暗号化と呼ぶ)により保護いたします。業務に不要な情報(クレジットカード番号など)は速やかに削除し、保管しません。お預かりした個人情報を第三者と共有することはありません。
(2) 利用者識別パスワードは情報機器毎に個別に作成するものとし、情報機器間で共有しません。可搬機器(ラップトップパソコンやスマートフォンなど)については、可能な場合には記憶内容に堅牢な暗号化を施します。外部のネットサービスを利用する場合、サービスが提供している場合には多要素認証(二段階認証など)を適用します。
(3) 個人情報を、USB メモリや CD-R 等のメディアに保管することはありません。個人情報を、紙媒体に印刷することはありません。
(4) お取引先からお預かりしている秘密情報(設計資料, サーバーのパスワード等)は秘密保持契約(NDA)の有無に係わらず、契約満了後 30日を持って破棄いたします。

お問い合わせフォーム:

お問い合わせを頂いた後、継続して営業活動をしたり、ニュースレター等をお送りしたりすることはございません。

営業時間

平日 8:00 〜 17:00

真に勝手ながら、営業時間外のお問い合わせは、翌営業日の AM 9時以降の返答とさせて頂きます。営業日および営業時間につきましては、ページ右側のカレンダーを御参照ください。

分野

  • TI C6000 DSP のソフトウェア技術(フレームワーク, 信号処理アプリケーション)
  • Wi-Fi, ZigBee, Bluetooth LE の試作, 技術支援
  • 組込機器向けの機械学習(AI)アプリケーション試作
  • 直動アクチュエータ制御, サーボ制御の技術評価および試作
  • NeoPixel(ネオピクセル)LED 設計の試作
  • その他組込ソフトウェア(IoT, MQTT)の問題分析, 技術相談
  • 技術文書執筆, IT 書籍索引の制作, 海外技術者との折衝
  • 学生向け講義, 若手技術者のトレーニング, 電子工作会
  • Raspberry Pi(Linux), Arduino などのドライバソフトウェアの試作
  • 試作に必要なハードウェア設計, プリント基板設計

主要取引先

株式会社アクセントキーテクノロジー、AOL オンライン・ジャパン株式会社、株式会社慧能、合同会社 MSH JP、株式会社 沖アドバンストコミュニケーションズ、清里文庫、コータサウンド株式会社、株式会社光波、さがみはら IT プログラミング倶楽部, 株式会社システムアドバンス、株式会社タムラ製作所、学校法人中部大学、株式会社ドキュメントシステム、株式会社ナノルクス、株式会社ニシダ、ノウルズ・エレクトロニクス・ジャパン株式会社、株式会社マンディ、学校法人明治大学、ロステーカ株式会社、有限会社ワイエスデイ(敬称略、五十音順。守秘義務契約にて社名を公表できないお客様は割愛させて頂いております。)

YouTube チャネル

代表者

横山 篤史

Atsushi Yokoyama

所在地

神奈川県相模原市南区相南1-24(大和市, 座間市, 綾瀬市, 厚木市, 横浜市, 東京都町田市のお客様に至便と存じます)

お支払方法

  • 現金(B2B)
  • 銀行振込(B2B)
  • PayPal による御請求とお振込はこちらから→ @flogics
    ファームロジックスがお客様のクレジットカード番号をお預かりすること(知ること)は絶対にありませんので、御安心ください。(金融庁に登録されている PayPal 社がカード会社に直接照会します。)
    ペイパル|カード、銀行|VISA, Mastercard, JCB, American Express, 銀行
  • 対面での、クレジットカード/交通系 IC お支払い(主に講習会会場で御利用頂いております)

過去の実績・受託案件

2013〜2018年

2019年

  • Amazon FreeRTOS による AWS IoT, MQTT の技術評価
  • 音声認識 Google Assistance(Okay Google)IoT 組込設計の提案
  • 工場製造ライン「ポカミス」防止システムの御相談対応
  • 工場製造ラインへの Raspberry Pi 連携 IoT システムの御相談対応
  • Microchip(旧 Atmel)ATWINC1500(WINC1500)Wi-Fi モジュールドライバ設計
  • Amazon FreeRTOS のポーティング設計(STM32H7x3, Wi-Fi モジュール ATWINC1500 対応)
  • 大学研究室様向けの、TI ハイエンド DSP KeyStone 技術サポート
  • TI C6748 DSP ファームウェア(デバイスドライバ)設計
  • Espressif ESP8266 による Amazon AWS IoT ノードの設計
  • NVIDIA Jetson Nano Developper Kit の評価
  • 画像処理システムの DSP 実装パフォーマンス評価
  • TensorFlow + Keras 機械学習モデルの ANSI C言語化設計
  • Python + NumPy による音響シミュレーション系の設計

2020年

  • Qt, OpenCV を使った TI Sitara AM5728 向け組込 Linux 機器向けデモアプリケーションの設計
  • 年間技術提携契約(技術コンサルティング: 開発ツール市場調査, 最新無線デバイスの評価など)
  • Raspberry Pi による Bluetooth Low Energy パケット損失率評価系の設計
  • Nordic nRF5340 と nRF Connect SDK による Bluetooth 5.2 技術評価
  • FPGA とオープンな論理合成ツール Yosys, nextpnr を使った UART シーケンサ回路設計(自主研究
  • Lattice iCE40 FPGA における RISC-V SoC 評価とペリフェラル設計(自主研究
  • TI C6678 DSP アプリケーション設計支援
  • 大学研究室様との共同研究(Jupyter と Google Protocol Buffers による DSP バーチャルオシロスコープ
  • scikit-learn, Keras, TensorFlow 技術書(800頁)の索引制作
  • Espressif ESP32 ソフトウェア設計支援(OTA, WDT, OpenOCD デバッグ, NVS, Flash Encryption など)
  • Microchip 社 PolarFire SoC(マルチコア RISC-V SoC FPGA)の技術評価とコンサルティング

2021年

2022年

  • 3軸磁界センサとscikit-learnによるホームセキュリティの製作
  • 小中学生と親御さん向けの論理回路学習ビデオ制作
  • HitFilm Express によるプレゼンテーションビデオ勉強会
  • Autodesk Fusion 360 による 3D CAD 勉強会
  • 学生さん向けの技術研修会(アイデア具現化, プレゼンテーション, プログラミングの基礎)
  • 「時系列データベース InfluxDBGrafana の基礎を学ぼう」勉強会
  • 「近所の携帯電話基地局(アンテナ)を探してみよう」ウォーキング
  • 回路設計の専門家でない人のための、SPICE 勉強会
  • 「無償の 3D デザインソフト Blender を触ってみよう!」勉強会

2023年

2024年

  • ChatGPT によるウェブ問い合わせサービスの御相談
  • Raspberry Pi による組込制御アプリケーションと制御用のウェブユーザーインターフェイス
  • LED ストリップ(NeoPixel)のウェブインターフェイス制御アプリケーション

開発プラットフォーム

  • TI TMS320C5000, TMS320C6000 DSP(DSP/BIOS, SYS/BIOS, ベアメタル)
    • C6748 LCDK, C6670 , C6678, C6657 EVM に豊富な実績あり
    • AM572x Evaluation Module(TMDSEVM572X)実績あり
  • ARM Cortex-M0, M0+, M3, M4, M7
  • Atmel(Microchip) AVR(Arduino など), SAM D21, SAM D51, SAM E54
  • STMicroelectronics STM32(F3, L4, H7 など)
  • NXP LPC81xM microcontrollers
  • Xilinx Artix-7, Zynq-7000
  • Nordic nRF51, nRF52(要お問合せ)
  • Espressif ESP8266, ESP32
  • Linux(Raspberry Pi など)
  • Microchip PIC マイコン(PIC16, PIC24 など)

プログラミング言語およびソフトウェア技術

  • C, C++, Arduino Sketch(組込設計)
  • Python (NumPy, SciPy, Matplotlib, pandas, Qt, PyQt5, PySide2, Flask, Streamlit)
  • ウェブ UI, JavaScriptおよび CSS(Alpine.js, Bulma CSS, その他ウェブ設計)
  • MQTT(IoTインフラストラクチャ)
  • MySQL, MariaDB, Elasticsearch(データベース)
  • TensorFlow, Keras(AI, 深層ニューラルネットワーク)
  • scikit-learn (SVM)(その他の機械学習, 人工知能)
  • OpenCV(コンピュータビジョン)
  • ChatGPT(OpenAI GPT 4 API)
  • MATLAB, GNU Octave(科学計算)
  • 簡単な FPGA 設計(SpinalHDL, Verilog HDL)
  • TLS (SSL), OpenPGP(暗号化, セキュリティ), SSH, IPv6
  • 伝統的な UNIX 系ツール
  • 各種アセンブリ言語

設備

  • 4ch デジタルフォスファ型オシロスコープ(70MHz, 1Gsps)
  • 実験用電源装置(18V DC, 3A)
  • DC 電子負荷装置(60A, 150W)
  • ルビジウム周波数標準(10MHz, 0.05 ppb)
  • 簡易ベクトルネットワークアナライザ
  • FDM(Fused Deposition Modeling) 型 3D プリンタ
  • 卓上ボール盤

業務環境

以下の環境およびツールに迅速に対応可能です。

  • OS: Linux (Debian, Ubuntu), Windows 10, Mac OS X, Docker, ESXi
  • ソースコード管理: Git
  • クラウド, リソース共有Amazon AWS (S3, EC2), Dropbox
  • CAD: KiCad EDA, Autodesk Fusion 360
  • コミュニケーション: Google Meet(ネット会議), Zoom, Microsoft Teams
  • 電子証明書: お客様との迅速な業務遂行のために、DocuSign 等のドキュメント電子署名(証明)に対応しております。PDF ファイルによるワークフローで電子署名を御希望の場合は、お知らせください。

メールサーバー、GitHub、Amazon AWS、Dropbox などでは、利用者認証において多要素認証(MFA)を用い、お客様情報の保護に細心の注意を払っております

職歴

通信機器メーカーにて、携帯電話端末、構内電話交換機(PBX)、インターネット電話(VoIP)のソフトウェア設計を 8年ほど担当しました。主な技術分野は、音声符号化実装設計(コーデック)と、信号処理の機能設計および実装設計です。これらを、Texas Instruments 社の DSP(ディジタル信号処理プロセッサ)を使って設計してまいりました。主に、C5000、C6000 と呼ばれる DSP が対象です。その後、家庭用 ADSL ルーターの Linux デバイスドライバ設計も担当しました。(このような機器の音声信号処理部ファームウェアを設計しました。)

その後、半導体メーカーにて、携帯電話基地局メーカー様の技術サポートを 11年担当してまいりました。具体的には、製品技術のお客様への紹介、お客様の問題解決支援、米国本社との技術およびスケジュールの折衝をして参りました。技術的には、信号処理の最適化プログラミング、リアルタイム OS の使い方、お客様の問題解決を得意としました。機能分野としては、CPU (DSP の演算処理部)、デバイス内通信および共有メモリ技術、イーサーネットなどの通信インターフェイスが主な担当です。最後に扱った製品は、このようなもの(DSPコア × 8 + ARM Cortex-A15 × 4 + 10GbE etc.)です。

2014年に独立し、現在は電子機器メーカー各社様向けの試作・設計評価や、小規模設計会社様の設計支援・技術トレーニングなどを承っております。

特許

米国特許

国内特許

その他、中国特許など。

学歴

電子通信工学(BE), 情報科学(ME)

略歴

  • 1970年: 埼玉県北足立郡北本町(現、北本市)に生まれる。
  • 1976年: 日本電気の TK-80 ワンボードマイコンに出会い、生まれて初めて触れたコンピュータに感動する。その後、大人向けの技術書で BASIC 言語を学ぶが、身近に動作環境はなかった。
  • 1979年頃: 秋葉原を訪れる度に、工学社のマイコン誌や電波新聞社の電子工作ムックを購うようになる。
  • : ハンダ付けを覚える。指先が白くなるほど火傷したり、AC 100V 電源線で感電したりしながら、電子工作の楽しみに触れる。
  • 1982年: 日本電気 PC-8801 に触れる。BASIC 言語プログラミングを覚える。
  • 1982年頃: シャープ、日立製作所、三菱電機製のプログラマブルロジックコントローラ(PLC)に出会い、オモチャとして遊ぶ。ラダー設計の書籍は身近にあったが、当時は理解できなかった。
  • : PLC 設計の助手として M 電機製作所に出張しようとしたが、中学生ではダメだと同社より断られる。
  • 1984年頃: 米国タンディ TRS-80 を改造した組込開発環境と、それを使いこなす技術者に出会い、コンピュータ技術者となることを目標とする。
  • 1985年: 県立熊谷高校入学。PC-8001 用の自作ゲームやハードウェア改造記事をマイコン雑誌に投稿する先輩に出会い、衝撃を受ける。多くの優秀な友人に恵まれる。
  • 1989年: 明治大学理工学部電子通信工学科入学。電気系サークルで多くの優秀な先輩や後輩に恵まれる。
  • 1990年: パソコン雑誌の全盛の折、ある技術書編集プロダクションにて 1年間ほどアルバイトをさせて頂く。UNIX-OS や TeX に触れたのはこの頃。雑誌記事のゴーストライターも経験させて頂いた。
  • 1995年: 大学院理工学研究科を修了し、国内の電話系通信機器メーカーに就職。携帯電話端末や VoIP 交換機、家庭向けルーターのファームウェア設計に担務。
  • 2003年: 米国系半導体メーカーの国内子会社に転職。携帯電話基地局向け半導体の FAE(フィールド・アプリケーション・エンジニア)に 11年間奉職。
  • 2014年: 独立し、個人事業主となる。現在に至る。

資格

第一級陸上無線技術士, 第三種電気主任技術者, 電気通信主任技術者(伝送交換), 第二種電気工事士, 工事担任者(アナログ第一種/デジタル第一種), 第一種情報処理技術者, 第一級アマチュア無線技士, 米国連邦通信委員会(Federal Communications Commission)アマチュアエクストラ級

その他の修了証

アマチュア無線

私が技術屋になったきっかけは、マイコンとアマチュア無線です。後者はもっぱら受信のみですが、JN1SDDAD7YS のコールサインを取得しています。

おまけ

1996年頃、米国フロリダ州タンパ(のこの辺)にて携帯電話端末のフィールド評価をしていた頃の私です。今はもっと老けてます。 🙂

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