「ARM プロセッサ」カテゴリーアーカイブ
[SkiffOS] 軽量で高信頼の組込 Linux 上で Docker コンテナを動かす
Running Docker containers on minimal and reliable embedded Linux. メーカーなどで組込ソフトウェアを設計なさる技術者の方にとって、いつも頭を悩ませる、次のような問題があるかと想います。 お客様に納品済みの製品に対して、製品出荷後のソフトウェアの修正を、どのように配布および適用するか フィールドでソフトウェアを更新中に失敗して、現場に技術者を派遣しなくてはならなくなったり、あるいは多くの製品が返送されてきたりしない… 続きを読む »
ファームロジックスが、組込設計のコスト削減をお手伝いします!
ファームロジックスでは、無償の設計ツール、オープンなソフトウェアなどの導入に不安をお持ちのお客様からの、様々な御相談を承っております。ここでは、組込設計のコスト削減をお手伝いする情報をまとめて御紹介しております。 コンパイラやデバッガ 現在でも、無償の GCC や GDB で製品開発をすることに抵抗をお持ちの技術者様はあるかと思いますが、GCC はかの Linux 標準のコンパイラでもあり、もはや、無償の開発ツールだから製品設計には使えない、という時代ではないかと思います。ツ… 続きを読む »
二酸化炭素濃度計を作った
Created a carbon dioxide meter. 久々の半田づけです。今日は、家族の依頼で、ポータブルな二酸化炭素(CO2)濃度計を作ってみました。 後記(9月11日): この二酸化炭素濃度メーターを作り、しばらく評価していてから感じました。 自分の仕事場がきちんと換気できているかどうかが、本当に分かりやすい! 窓を開けていると、仕事場の二酸化炭素濃度は概ね 400〜700 ppm 程度で推移しています。しかし、窓を閉め切ると、少しずつ濃度が高まり、いずれは 1… 続きを読む »
こんなものを買った: Pogo ピン治具
Purchased a pogo pin clamp. ARM Cortex-M の載ったマイコンボードを買うと、1.27 mm(50 mil)ピッチの SWD 接続用ランドが付いていることがあります。こんなの。 穴が開いているのは良いほうで、穴なしのランドの場合もあります。 こういうのに、どうやってプログラマ(デバッガ)を繋いだら良いかというと、もちろん 50 mil ピッチのヘッダを立てればいいのですが、試作品全てにヘッダを載せるのは無駄なこともあります。 ちなみに、プロ… 続きを読む »
ブレッドボードで使いやすい小型 Arduino ボード
Is there an Arduino compatible board with a small footprint that can be mounted on a breadboard? お子様向けのマイコン工作会などを考えると、どんなマイコンボードが適しているのか、いつも悩むところです。 次のようなポイントが、選択の条件になるのではないでしょうか? 安いこと: 子供のお小遣いで買えることは重要です。Raspberry Pi Pico が人気を博しているのは、分かる気が… 続きを読む »
Arduino IDE 2.0 ベータ版を試してみる
Evaluated Arduino IDE 2.0 (beta). 3月に入ってすぐ、arduino.cc のブログで Arduino IDE 2.0 のベータ版のリリースがアナウンスされました。従来の 1.x 版に比べて何が新しくなったかというと、 テキストエディタにライブラリ関数名の自動補完機能がついた デバッガ機能が付いた というところがメインのようです。 私は Arduino のプログラムは vi エディタで書いてしまうので、前者はそれほど惹かれなかったのですが、後者… 続きを読む »
Nordic nRF52 を GCC で開発する(通信アプリ編)
Building a Nordic nRF52 BLE app by GCC and Eclipse. 前回は、とりあえず GCC と Eclipse をインストールし、Nordic nRF52 DK ボード上で「LED チカチカ」プログラムを動かしてみました。前回できなかったテーマ(宿題)を、今回は進めて行きましょう。 Eclipse 上からフラッシュ ROM に書き込もう 前回は、make コマンドでフラッシュ ROM にプログラムを書き込みましたが、実は Eclipse… 続きを読む »
久々に Nordic nRF52 を触ってみる(GCC + Eclipse 編)
Evaluating Nordic nRF52 with GCC and GNU MCU Eclipse. 今日は趣向を変えて、久々に Nordic 社の nRF52 を触ってみます。同社のマイコンは、Bluetooth LE(以下、BLE)など低消費電力の通信アプリケーションに特化していて、コイン電池などでも長時間動作させられるのが特徴です。 開発ツールですが、今回は Keil uVision (MDK-ARM) は使用せず、GNU toolchain と Eclipse … 続きを読む »
[備忘録] QEMU で Raspbian を動かす
Just a memorandum. Running Raspbian on QEMU. 昨日の続きで、Raspbian OS を QEMU(エミュレータ)上で動かしてみました。この関連情報はネット上にいくらでもありますので、私の作業の備忘録として御理解ください。 QEMU を用意 まず最初に QEMU を用意します。私は Mac OS (10.11.6 El Capitan) を使ってますので、Homebrew でインストールしました。バージョンは、2.11.1 です。 … 続きを読む »