Microchip」カテゴリーアーカイブ

PolarFire SoC Icicle キットの Embedded FlashPro6 アップデート

Memorandum about updating Embedded FlashPro6 on the PolarFire SoC Icicle Kit. 備忘録です。この情報、ネットで一生懸命探しても見つけるのが困難なので、以下に参考 URL をメモしておきます。Microchip は、PolarFire SoC を売る気があまりないのか、ドキュメンテーションがうまくまとまっていないような気がします。(PolarFire SoC をずっと応援してきたので、ちょっと残念。) … 続きを読む »

Adafruit PyBadgeにリアルタイムクロックを追加した

Added an RTC onto the Adafruit PyBadge. 先日、Adafruit の PyBadge に Sensirion 社の SCD40 という二酸化炭素濃度センサを搭載し、CircuitPython でプログラムを書いたという記事を書きました。 家族に見せたところ、データロギング機能が欲しい、ちゃんと時刻も記録して欲しい、ということになり、新たに RTC(リアルタイムクロック)を搭載することにしました。 PyBadge の背面スペースもほとんど余… 続きを読む »

二酸化炭素濃度計を作った

Created a carbon dioxide meter. 久々の半田づけです。今日は、家族の依頼で、ポータブルな二酸化炭素(CO2)濃度計を作ってみました。 後記(9月11日): この二酸化炭素濃度メーターを作り、しばらく評価していてから感じました。 自分の仕事場がきちんと換気できているかどうかが、本当に分かりやすい! 窓を開けていると、仕事場の二酸化炭素濃度は概ね 400〜700 ppm 程度で推移しています。しかし、窓を閉め切ると、少しずつ濃度が高まり、いずれは 1… 続きを読む »

[CircuitPython] pwmio モジュールで音楽してみよう

Playing simple music by “pwmio” of CircuitPython. 前回は、CircuitPython をインストールした SAMD21 マイコンボードに、Mu エディタで接続することで、プログラムを編集したり、REPL で Python  とお話ししたりしてみました。 今回は CircuptPython に備わる pwmio というコアモジュール(ライブラリ)を使って PWM(パルス幅変調)出力を試してみましょう。また… 続きを読む »

[CircuitPython] Mu エディタをインストールしよう

Installing “Mu” Editor for CircuitPython. 前回の続きです。前回の内容は、小中学生の皆さんがいきなり挑戦するのは難しいと思いますので、御両親か、電子工作に詳しい方にセットアップして貰うのが良いでしょう。 さて。一度 CircuitPython をインストールすると、それ以外には、パソコン(Raspberry Pi でも良いです)と「シリアル通信ソフト」(ターミナルソフト, ターミナルエミュレータなどとも呼びます)… 続きを読む »

最新の CircuitPython を SparkFun の SAMD21 ボードで動かす

Running the latest CircuitPython (v6.3.0) on SparkFun SAMD21 Mini Breakout. しばらく MicroPython から離れていたのですが、その間も、小さなお子さんが組込系プロセッサ(マイコン)のプログラミングに挑戦するとき、敷居の低いプラットフォームはないか、とずっと考えていました。 MicroPython(マイクロパイソン)は、「広く知られたスクリプト言語 Python をマイコン上で動かそう」という、… 続きを読む »

[番外編] ESP8266 前史

How we built network connected devices before ESP8266 was born. 大掃除をしていたら、既にお役御免になったこんなデバイスが現れました。   どんなデバイスかというと、Wi-Fi 経由でコマンドを受け取って、照明器具をオンにしたりブザーを指定回数鳴らしたり、という、今でいう IoT のハシリのような装置ですね。作成したのは、2011年の東日本震災直後のことです。 …実はもっと正確に言うと、この装置はインターネットから… 続きを読む »

SPI ってお好きですか?

Do you like SPI (Serial Peripheral Interface)?  I needed to troubleshoot a tough SPI problem between STM32 MCU and “an” Atmel peripheral today. 皆様は SPI(シリアル・ペリフェラル・インタフェース)ってお好きですか?  私はというと、選択肢があるなら UART のほうを選んでしまいます。もちろん、SPI のほ… 続きを読む »

Atmel SAMD21 を使った SPI – USB ブリッジフレームワーク

Prototyped an SPI – USB communication bridge framework by Atmel (current Microchip) SAMD21 microcomputer. 久々の投稿です。2〜3月頃はお客様からの大量のお仕事を頂戴して、とてもブログを書く余裕がありませんでした。ごめんなさい。 さて。休日を利用して、また一つ試作をしました。これは、SPI(Serial Peripheral Interface Bus)で高速に… 続きを読む »

PIC の libusb サンプルコードを小さく書き直す

Rewritten PIC Microchip USB sample from scratch. とある事情で Microchip PIC の USB サンプルコードを評価しています。vendor_basic というサンプルコードが参考になりそうなのですが、libusb で動くと記された PC 側のソフトが読みづらく、難儀してしまいました。私は正直言って、Windows アプリケーションや GUI のコードは苦手です。 このサンプルコードは Qt を使うようになっているのです… 続きを読む »