組込プログラミング」カテゴリーアーカイブ

こんなものを買った: Pogo ピン治具

Purchased a pogo pin clamp. ARM Cortex-M の載ったマイコンボードを買うと、1.27 mm(50 mil)ピッチの SWD 接続用ランドが付いていることがあります。こんなの。 穴が開いているのは良いほうで、穴なしのランドの場合もあります。 こういうのに、どうやってプログラマ(デバッガ)を繋いだら良いかというと、もちろん 50 mil ピッチのヘッダを立てればいいのですが、試作品全てにヘッダを載せるのは無駄なこともあります。 ちなみに、プロ… 続きを読む »

オキシメーターの遠隔常時監視で、医療関係の方の負担を減らしたい(1)

Continuously and remotely monitor pulse-oximeter data. 医療関係者の方のお話によると、COVID-19(新型コロナウィルス)感染者が急速に増加する中で、自宅で療養をする患者さんが増えているそうです。現在は保健所や病院の看護師さんが、1日に数回の頻度で電話をかけ、病状を口頭で確認することしかできていない、ということでした。 一方で、これは変異型のウィルスの影響があると言われていますが、軽症の患者さんの病状が急変することが増え… 続きを読む »

ブレッドボードで使いやすい小型 Arduino ボード

Is there an Arduino compatible board with a small footprint that can be mounted on a breadboard? お子様向けのマイコン工作会などを考えると、どんなマイコンボードが適しているのか、いつも悩むところです。 次のようなポイントが、選択の条件になるのではないでしょうか? 安いこと: 子供のお小遣いで買えることは重要です。Raspberry Pi Pico が人気を博しているのは、分かる気が… 続きを読む »

TensorFlow micro_speech を ESP32 でチューニングする

TensorFlow Lite micro_speech finally got out of experimental.  Running it on ESP32 and tuning the code. ※ 修正および説明が不足していたので、12月4日に内容を加筆修正しています。[加筆] あるいは [修正] と書いてあるところがそうです。御迷惑をおかけしました。 ひさびさの機械学習(ディープラーニング)ネタです。近年、多くのお客様や、私の同業の技術者の間で、センサやマイク… 続きを読む »

Nordic nRF5340 と nRF Connect SDK にハマる

Struggled to run Bluetooth Throughput demo on Nordic nRF5340. 久々の投稿です。 今回は、Nordic Semiconductor 社(以下 Nordic)の比較的新しいチップを搭載した、nRF5340 PDK(Preview Development Kit)を動かしてみたレポートです。 今まで、Nordic の評価ボードを、同社の(旧来の) SDK で動かしてきた方には、何かしら御参考になるのではないかと思います。… 続きを読む »

Keras ニューラルネットワークモデルを手作業で C 言語に変換してみた

To get deeper understanding of Keras models, translated a model to C language mostly by hand. ディープニューラルネットワークのフレームワーク Keras で作成したモデルを、一般的な C 言語に変換する実験をしてみました。 現在は、さまざまな変換ツールがありますが、ツールそれぞれに一長一短があり、デファクトスタンダートと呼べるものはないのが現状です。また、先日 deeplearnin… 続きを読む »

ドアスコープカメラ + ドア錠監視システム(ソフト編)

Wrote some code to monitor apartment door lock status and show on web and alert by email. 先日、ドアスコープカメラ + ドア錠監視システム(ハード編)と称して、玄関に監視カメラと施錠チェック用のリードスイッチを取り付けました。しばらく忙しくてソフトを書けなかったのですが、まずは施錠チェックのソフトから書いてみました。仕事とはあまり関係なくて、ま、日曜大工といったところです。 プログラムは… 続きを読む »

ESP8266(Arduino環境)で AWS IoT(MQTT over TLS)にアクセスする

So far I thought ESP8266 can’t connect to AWS IoT (MQTT over TLS with client certificate), but it is NOT true any longer. 先入観なのか事実なのか分かりませんが、いままで Espressif ESP8266 はクライアント証明書を使った TLS (SSL) はできない、つまり AWS IoT(MQTT ブローカ)にアクセスできないと思い込んでいた… 続きを読む »

TensorFlow の speech_commands と micro_speech を探検する(1)

Exploring into TensorFlow speech_commands, and experimental micro_speech for microcontrollers. 手持ちのマイコンで、TensorFlow Lite の micro_speech(音声認識)デモを試してみたくて、いろいろやっています。しかし、まだ experimental (実験段階)ということもあってか、なかなかうまくいきません。STM32F103 (bluepill) 用のオブジェ… 続きを読む »

STM32 マイコンで手書き数字(MNIST)の識別をしてみる

Tried MNIST handwritten digits recognition,which was trained by Keras, by Neural Network on STM32 microcontroller,. 今日は、機械学習フレームワーク Keras で学習させたニューラルネットを STM32 マイコンにロードし、マイコンで手書き数字(MNIST データセット)を識別をしてみました。結論から言いますと、学習データ 400キロバイト程度をフラッシュメモリ… 続きを読む »