Nordic nRF52 を GCC で開発する(通信アプリ編)

Building a Nordic nRF52 BLE app by GCC and Eclipse. 前回は、とりあえず GCC と Eclipse をインストールし、Nordic nRF52 DK ボード上で「LED チカチカ」プログラムを動かしてみました。前回できなかったテーマ(宿題)を、今回は進めて行きましょう。 Eclipse 上からフラッシュ ROM に書き込もう 前回は、make コマンドでフラッシュ ROM にプログラムを書き込みましたが、実は Eclipse… 続きを読む »

年末の Roomba オーバーホール兼メンテナンス

Overhaul and maintenance of iRobot Roomba 530.  Finally identified a photo transistor was broken. 年末恒例の、お掃除ロボット Roomba(ルンバ)のオーバーホールです。オーバーホールに合わせてバッテリーやブラシを交換することもあるのですが、今回はなしです。その代わり、以前から気になっていた現象の徹底調査をすることにしました。 うちの Roomba は 2008年に購入したもので… 続きを読む »

久々に Nordic nRF52 を触ってみる(GCC + Eclipse 編)

Evaluating Nordic nRF52 with GCC and GNU MCU Eclipse. 今日は趣向を変えて、久々に Nordic 社の nRF52 を触ってみます。同社のマイコンは、Bluetooth LE(以下、BLE)など低消費電力の通信アプリケーションに特化していて、コイン電池などでも長時間動作させられるのが特徴です。 開発ツールですが、今回は Keil uVision (MDK-ARM) は使用せず、GNU toolchain と Eclipse … 続きを読む »

[オダサガの名店] からあげ定食@三祐

小田急相模原の町中華、三祐さんの訪問記事です。「オダサガ一人飯アーカイブス」さんが「オダサガでいちばんおいしいからあげ」と紹介されていましたが、残念ながら閉業なさってしまいました。長い間、おいしい料理をありがとうございました。最近、三祐さんのできばえの 60点くらいまで自作できるようになったので、コツを公開させて頂きました。

RISC-V ソフトコア VexRiscv の始め方(その1)

How an FPGA beginner (or me) start evaluation of VexRiscv. 前々回の宿題で、nextpnr を動かした後は picorv32 の詳細を勉強しようと思ってましたが、ちょっと方針を変更して、VexRiscv をいじってみようと思います。その理由としては、 VexRiscv ではキャッシュコントローラが提供されていること(RAM をあまり持たない FPGA、SPI フラッシュメモリを持っている TinyFPGA BX では、… 続きを読む »

TinyFPGA BX で RISC-V を動かしてみる(nextpnr 編)

Now using nextpnr instead of Arachne-pnr. さて、一つ目の宿題をやってみます。前回は placing and routing に Arachne-pnr を使いましたが、今回は nextpnr を試してみます。 nextpnr は、こちらからダウンロードしてインストールしました。バージョンはコミット dd7f7a5 です。 Makefile を書き換える まず、TinyFPGA-BX/examples/picosoc のオリジナル Ma… 続きを読む »

TinyFPGA BX で RISC-V を動かしてみる(その1)

Running RISC-V (picorv32) on TinyFPGA BX. Yosys、arachne-pnr の動かし方の基本を理解し、RISC-V のアーキテクチャも少し分かってきたので、当初の目標「FPGA で RISC-V を動かす」にチャレンジしてみようと思います。実はチャレンジも何も、ネットでたくさんの事例が紹介されているのです。ただし、私は FPGA についてはほとんど素人ですので、基本を理解する良いテーマだと思いました。 RISC-V の HDL 実装… 続きを読む »

[小ネタ] Mac OS の Time Machine を一時的に停止する

Temporarily disabling Mac OS Time Machine. 今日は小ネタです。(ここ数日、いろいろ長い記事を書きまくったので。) Mac OS を使っている方は、Time Machine という機能を御存知かと思います。 定期的に、ディスクのバックアップをしてくれるツールですね。 もしかすると最近のバージョンの Mac OS ではいろいろ改善されているのかも知れませんが、Time Machine は、いろいろと痒いところに手が届かないツールでもありま… 続きを読む »

Zephyr でビルドした RISC-V コードを Eclipse でデバッグする

Debugging HiFive1 program built with Zephyr OS, on Eclipse IDE. 昨日は Zephyr OS 環境を使って SiFive HiFive1 のソフトを書く練習をしてみました。今日は、ビルドしたコードを Eclipse 上の GDB でデバッグしてみましょう。 こちらでいろいろ調べてみると、ARM ターゲットのデバッグはうまく Zephyr(zephyr-sdk-0.10.3)でサポートされているようなのですが、どうも… 続きを読む »

2019年12月12日 カテゴリー: RISC-V

HiFive 1 のプログラムを Zephyr でビルドしてみる

Building SiFive HiFive 1 app by Zephyr OS environment. さて。昨日の続きです。 当初は SiFive の Freedom Studio を動かしてみようと思ったのですが、調べてみると、RISC-V のためのソフトウェア開発環境がいくつか登場してきていることが分かりました。GNU の toolchain があればそれでいいんじゃないの?  というのは甘い考えで、組込系(に限りませんが)のプログラムをビルドするには、標準ライブ… 続きを読む »