Added an RTC onto the Adafruit PyBadge.
先日、Adafruit の PyBadge に Sensirion 社の SCD40 という二酸化炭素濃度センサを搭載し、CircuitPython でプログラムを書いたという記事を書きました。
家族に見せたところ、データロギング機能が欲しい、ちゃんと時刻も記録して欲しい、ということになり、新たに RTC(リアルタイムクロック)を搭載することにしました。
PyBadge の背面スペースもほとんど余っていないので、搭載の容易さと、Li-Po バッテリのワイヤと干渉しづらいことを優先し、この RTC ブレークアウトを使うことにしました。
使っているオシレターの型番がよく分かりませんが、上記ウェブサイトによると、だいたい日差 +/-2秒程度の精度のようです。あまり良くはありませんが、まあ、許容範囲でしょう。なお、PCF8253 のデータシートを見ると、4ppm 単位程度で精度を補正する機能があるようですので、温度変化による誤差に対しては、なんらかの補正ができるかも知れません。(電源が入っていることが前提ですが。)
はんだ付け
こんな感じに仕上がりました。基板の右端に見えるのがそれです。(コイン電池のホルダが付いています。)
この RTC ブレークアウトには I2C のプルアップ抵抗が付いていますが、基板裏のパターンをカットし、無効にしています。
プログラミング
この RTC 用の CircuitPython ライブラリが提供されているので、利用は簡単です。説明はこちらにあります。
サンプルプログラムが動くところまでは確認しました。これから、CO2 表示機能に、時計表示も加えてみたいと考えています。
後記: プログラムも書きました。
今日はここまで。