コメ高なんて怖くない。手軽なスパゲティ弁当を自分で作ろう!

Amid soaring rice costs, the author proposes a simple tuna and spinach pasta lunch box, explaining ingredients, boiling time, seasoning tricks, and reheating-free ways to keep noodles tasty.

朝のキッチンでツナとほうれん草入りスパゲティ弁当を楽しそうに詰めている様子。Illustrated by GPT-5.1.

相模原市で IoT 設計を受託しているファームロジックスです。

今日は IoT 設計とは全く違う話題です。そう、料理ネタです。(またかよ!)

最近、本当にお米が高いですね。 政治的な話はさておくとしても、経費節減に厳しい中小企業の経営者様や個人事業主様は、皆様いろいろ工夫なさっていることと思います。

ファームロジックスの横山は、麺類やパスタが好きなので、食事にそれらを多く取り入れて、できるだけお米の消費を少なくしようとしていますが、どうしても「これはお米じゃないと!」という場合があります。個人的に、その第一は「カレーライス」ですね。世の中にはカレースパゲティやカレーうどんなるものはありますが、それらはやはり、カレーライスとは別の食べ物だと思います。

独白。なんか、技術サイトのブログとしてはシケた話題で恐縮ですが、お付き合いのほど…

他には、いわゆる「丼もの」でしょうか。カツ丼、うな丼などは、やっぱりご飯の上に乗っているから美味しいのだと思います。麺類で代えるのは厳しいところです。

加えて、お米のご飯のほうが作りやすいのは、お弁当ではないでしょうか。サンドイッチのお弁当も食べて美味しいものですが、弁当にサンドイッチを用意するのは意外と手間がかかるものです。お米の弁当の代わりだと言って、奥様やお母様にサンドイッチをねだったりすれば、「朝は忙しいのよ。自分で作ってよ」と言われるのがオチです。

どうせ「自分で作る」なら、スパゲティの弁当はいかがでしょうか。「えー。スパゲティの弁当なんて美味しいの? 作るの大変じゃないの?」とお考えの方もあるでしょうが、材料と作り方によっては、手間はそれほど変わりません。また、お米が高騰している中で、スーパーで探すとトルコ産のスパゲティが安価に買えるのを見つけられるはずです(800グラムで 200円くらい)。最初は私も抵抗があったのですが、正直に言いましょう。ブランドにもよるかと思いますが、一般に Barilla や De Cecco と遜色ないと思います。(妻も、十分に美味しいと言っています。)

余談ですが、トルコのリラ安で助かっているという側面があります。日本では、円安で株価が上がって嬉しいなんていう人もいますが、トルコ産のスパゲティを食べて思うのは、トルコの人たちはリラ安で喜んでいるはずないだろうなあ、輸入品が高くて大変だろうなあ、ということです。円安もかなり深刻な問題ですが、今年のトルコリラ安はそれ以上です。

閑話休題。さっそくレシピをご紹介しましょう。今日のレシピは、ツナ缶とほうれん草とたまごのスパゲティです。(たまごはなくても大丈夫かもしれません。)

材料(600cc の弁当箱一人分)

  • スパゲティ 75グラム(1.6ミリの太さのものを使っています。細すぎるパスタは避けます。若い人だと足りないかもしれません。弁当箱の大きさに合わせて増やしてください)
  • ツナ缶(普通の大きさ。私はオイルなしを使っていますが、オイル入りでも大丈夫です)
  • ほうれん草 小さい一株ぶん(野菜をなにか入れたいところです。ブロッコリーでも良いかもです)
  • たまご 1つ
  • 醤油 小さじ 3/4 〜 1 程度
  • オリーブオイルあるいはサラダオイル 大さじ 1(油が少ないと、食べるときにくっつきやすくなります。ただし、オイル入りのツナ缶の場合は、オイルを控えめに)
  • オプション: 乾燥バジル、フライドオニオン、セロリソルト、ガーリックパウダーなど(職場で食べる場合は、同僚に嫌がられないようにガーリックなしで良いと思います。フライドオニオンやセロリソルトは、減塩のため、通常の塩を控えながら満足感を得るために入れています。味の素でも良いと思います)

作り方

  1. お湯を 800cc ほど沸かします。スパゲティを折って入れるので、小さめの鍋で大丈夫です。塩を小さじ 1 ほど入れます。(多くのレシピではもっと入れるでしょうが、私は減塩のため、これくらいにしています。)
  2. お湯が沸いたら、スパゲティを半分に折って入れます。(全部まとめて折ろうとすると、細かい破片が出ます。数回に分けて折ったほうが良いでしょう。)  冷めたスパゲティを箸で食べることを想定しています。食べるときにレンチン(電子レンジで加熱)は、したことがないので分かりません。ぜひ、実験してください。
  3. 茹で時間は、いわゆるアルデンテ(少し固茹で)にします。スパゲティが伸びてくっつきやすくなること、また柔らかすぎて食べにくくなることを防ぐためです。パッケージに 7分と書いてあったら、6分くらい。
  4. スパゲティを茹でている間に、具を用意します。ほうれん草は、最近の品種はエグみが少ないので、茹でません。好みに応じて根に近い部分を切り落とし、ボウルに張った水で土を落とし、5〜7センチくらいに刻みます。
  5. フライパンにオリーブオイルをひき、ほうれん草を茎から葉の順に炒めます。生でも食べられるので、軽くで大丈夫です。セロリソルト、なければ普通の塩を少し入れて軽く味をつけます。好みもありますが、ツナ缶に旨味があるので、塩は少なめで大丈夫です。
  6. 5 に、好みで乾燥バジル、フライドオニオン、ガーリックパウダーを少しずつ入れます。(チューブにんにくでも良いですが、私は最近、手軽なガーリックパウダーを使います。)
  7. スパゲティが茹で上がる直前に、6 にツナ缶と醤油を入れます。ツナ缶のスープはそのまま入れます。(ダイエット中でなければ)オイルも入れて大丈夫です。オイルが多いほうが、食べるときに、くっついていなくて食べやすいと思います。
  8. 7 に茹で上がったスパゲティを入れてあえます。ツナ缶のスープを入れた場合は、スパゲティにスープを吸わせるように。
  9. 8 に、たまごを割り入れ、箸で素早く混ぜます。火の通り具合は好みで良いです。慣れない方は、火を弱めたほうが良いでしょう。
  10. 弁当箱に入れます。少しずつ、一口か二口分ずつ箸でまとめながら入れると、後で食べやすいです。

書くのが後になりましたが、「本当にスパゲティを弁当にして大丈夫なの?」と疑問の方は、休日の朝などに一度作って、昼に食べてみてください。試作の弁当を昼まで待って食べるのも、また楽しいものです。慣れると10分くらいで作れると思います。

出来上がりの写真に自信がないので、末尾に小さく載せます。世の中の料理ブログの調理例写真の上手さに、いつも驚かされるばかりです。(汗)

ツナ缶とほうれん草のスパゲティ弁当

お問い合わせはお気軽に!

お問い合わせを頂いた後、継続して営業活動をしたり、ニュースレター等をお送りしたりすることはございません。
御返答は 24時間以内(営業時間中)とさせて頂いております。必ず返信致しますが、時々アドレス誤りと思われる返信エラーがございます。返答が届かない場合、大変お手数ではございますが別のメールアドレスで督促頂けますと幸いです。
2025年12月9日 カテゴリー: 料理

コメントを残す