Introducing a quick and easy recipe for solo entrepreneurs: Homemade Chinese-style curry rice. Perfect for a fast lunch, this dish combines pork and onions for a delicious, hassle-free meal.
相模原市で IoT 設計を受託しているファームロジックスです。
自営業をなさっている方で、一人で仕事をしているとき、ふと昼食にカレーライスを食べたくなることはありませんか? 私のようなオヤジ世代になってくると、ボンカレーや銀座カリーのようなレトルトパウチカレーには、だんだん飽きがくるというか、鼻につくことが増えてくるのではないかと思います。繁華街にあるココイチカレーも良いのですが、今日みたいな雨天だと外出もおっくうですし、そもそも、ココイチカレーはトッピングが重要なのであって、しかしトッピングを乗せると、意外に高価な昼食になってしまいます。
そんなとき、一人分だけ簡単に作れる、手間無しカレーライスはいかがでしょうか。材料さえあれば、10〜15分くらいで作れるかと思います。普段、ネットのレシピサイト等を参考に料理をなさる方であれば、気軽にお試し頂けるかと思います。
今回は中華屋ふうカレー
今回はまず、「昔の街中華ふう」のカレーライスのレシピを御紹介したいと思います。普通、お店で出てくるカレーライスというのは、鍋にたくさんのカレーが作り置きされているものだと思いますが、昔ながらの中華料理屋ですと、カレーライスはそんなに頻繁に出るものではないからでしょうか、注文してからカレーを作るお店があったりします。 そういえば、以前、陳建一さんの本を読んでいたら、父親の陳建民さんが、ぱぱっとカレーライスを作ってくれた話が出ていたのを思い出しました。
ところで、このような手間無しカレーでは、具が制約されます。じっくり煮込む時間がないので、まず、ジャガイモは省略します。また、ニンジンは入れても良いのですが、これも相当に薄く切らないと火を通して柔らかくするのが面倒なので、これも省略します。イメージ的には、街のお蕎麦屋さんで、セットで出てくるようなカレーです。具は、豚コマ肉とタマネギだけ、ということが多いかと思います。(さらにカツカレーの場合、豚コマ肉も気持ち程度の量で良いと思っています。) ちなみに今回紹介するレシピでも、中華スープの素に代えてかつおだしを使い、塩で味を付ける代わりに「かえし」(そばつゆを作るときにつかうあれ)を使うと、中華屋ふうカレーではなく、一気に「お蕎麦屋さんのカレー」に変身します。最後に補足で御紹介します。お試しあれ!
お待ちかね(?)のレシピ
アップデート(6月5日)
小麦粉の代わりに片栗粉を使う方法、また、小麦粉でダマになりにくくなる方法について加筆しました。
材料(軽めの 1人前)
- 豚コマ肉(あるいは豚バラ薄切り): 50グラム程度
- タマネギ: 50グラム程度
- A:
- 小麦粉 大さじ 1.2(片栗粉 大さじ 1 でも作れます。下の方で触れます)
- カレー粉: 小さじ 1(やや黄色いカレーになります。私はナイル商会のインデラカレーを使用)
- 塩: 小さじ 1/4(後から味見をしながら加えても可)
- ウスターソース: 小さじ 1/2
- 砂糖: 小さじ 1/2
- 中華風スープの素: 創味シャンタンスープのペースト状の場合で、小さじ 1
- 水 200cc
- サラダ油: 大さじ 1/2
よく、隠し味にインスタントコーヒーを入れるという記事を見ます。もし、このレシピでコーヒーを入れる場合は、粒々タイプの場合で小さじ 1/4 程度からお試しください。
作り方(調理時間 10〜15分程度)
- 豚コマ肉を食べやすい大きさに切る。
- タマネギを、普通のカレーライスのイメージよりも薄め(3〜5ミリ程度)に縦切りする。(スライサーで切ると、ちょっと薄すぎる。)
- 大きめの計量カップ等に、A のうち小麦粉とカレー粉だけを入れる。
- 3 に水を入れながら(※)、だまにならないように混ぜる。(実際には、多少はだまになっても大丈夫) その後、A の残りも入れる。
- フライパンにサラダ油を敷き、1 と 2 を入れて炒める。肉の色が変わり、タマネギに火が通ったら、塩胡椒(分量外)をして、軽く味をつけておく。
- フライパンに 4 と中華風スープの素を入れ、とろみが出て、タマネギが好みの柔らかさになるまで煮る。
- 味を見て、味が薄ければ調整する。
- できあがり。
※: 小麦粉と片栗粉について
上のレシピでは基本的に小麦粉を使用しています。炒り粉にしなくても大丈夫ですが、少しコツがあります。ダマにならないようにと考えて、はじめに小麦粉を少量の水で練ってしまうと、かえって溶けにくくなります。(茹でたうどんを水に溶かすような感じになります。これは難しいです。)
小麦粉を使う場合には、少量の水で練ったりせず、初めから多めの水(できたら冷水)で溶いたほうが良さそうです。小麦粉を炒り粉にして油で練るという方法もありますが、一人分のカレーを作るには面倒なので、私はしていません。
片栗粉を使う場合には、ダマになることはないので、箸やスプーンで片栗粉を水によく攪拌してから、一気に鍋に入れると良いでしょう。(よく攪拌しないと、片栗粉の部分が糊のようになってしまいます。)
小麦粉と片栗粉を使う場合の、それぞれ利点と欠点をまとめておきます。
小麦粉を使う:
- 小麦粉のほうが安価
- カレーの食味が良くなる
- ダマになりやすい
片栗粉(コーンスターチ)を使う:
- 小麦粉よりも一般に高価
- カレーの表面がツヤっと、糊っぽくなる。イメージとしては、とろみの多い中華丼といった感じ
- ダマになりにくい
応用編
ちなみに、このレシピを少し変えると、「中華屋のカレー」から「蕎麦屋のカレー」になります。
- 中華スープの素 → かつおだし(粉末 2グラム程度)+ かえし(大さじ 1)
かえしがない場合、かつおだしとかえしの代わりに、市販のめんつゆを大さじ 1程度でも良いと思います。塩は入れなくても良いかも知れません。味を見ながら調整してください。
続編
東京は新宿にあるカレー専門店、モンスナックを意識した「サラサラカレー編」のレシピも公開させて頂きました。こちらも併せて御参考ください!