ChatGPTのチャットが表示されない時はIPv6を無効にしてみよう | IoT ソフトウェア設計のファームロジックス [相模原]

Addressing issues with ChatGPT’s real-time chat display, suggesting the deactivation of IPv6 as an effective solution.

相模原市で IoT 設計を受託しているファームロジックスです。

いつの頃からでしょうか。もう、2ヶ月近くになるかも知れませんが、PC のブラウザから ChatGPT を使用すると、リアルタイムのチャットが表示されなくなりました。ネット上の情報を参考にしてみましたが、

- ブラウザのキャッシュをクリアしてみた → 解決せず
- ブラウザの拡張機能をオフにしてみた → 解決せず
- 別のブラウザ（Mozilla Firefox）を使ってみた → 解決せず

今日になり、ようやく解決方法が見つかりました。この（暫定）解決方法を紹介している日本語サイトが見つからなかったので報告させて頂きます。御参考になれば幸いです。

結論

後述のサイトを見ると、全ての環境の方にあてはまる対策ではなさそうですが、解決なさっている方もあるようです。

恒久対策とは言えないと思いますが、世の中の動きは速いので、いずれ根本解決されるのではないかと期待しています。（でも、もう 2ヶ月近くになると思うんだけどな。）

ちなみに macOS のコマンドラインでは、次のような命令で実現できます。まず、ネットワークのデフォルトインターフェイスを確認します。

$ route get default | grep interface
  interface: en0

続いて、インターフェイス（ここでは en0）に対応するハードウェアポートを確認します。

$ networksetup -listallhardwareports

Hardware Port: Ethernet
Device: en0
（略）

ポート名が Ethernet だということが分かりました。それを使って、networksetup コマンドを呼び出します。

無効化:

$ networksetup -setv6off "Ethernet"

有効化:

$ networksetup -setv6automatic "Ethernet"

改めまして、少しでも皆様の御参考になれば幸いです。