Quickly prototyped a PM 2.5 visualization website by a Sensirion sensor, ESP32 and Node-RED.
最近、家族がスギ花粉と思われる症状を訴え始めています。私は何しろ花粉には鈍感でして、花粉症の皆様の御苦労をよく分かっておりません。(すみません)
家族に白い目で見られていることもあり、Sensirion 社の比較的新しいモデルのセンサデバイス(Particulate Matter Sensor SPS30)を使って、PM 2.5 のグラフ表示サイトを作ってみました。
…ところが、知らなかったのですが、スギ花粉の大きさは 20〜40um 程度だそうで、PM 2.5 とは質もサイズも全然違うもののようです。理解不足で失礼しました。Sensirion 社のセンサも、最大で 10um 程度までしか想定しておらず、しょうがないので、家族には「健康な生活のために、PM 2.5 のサイトを作ってみた」と言い訳しようと思っています。
閑話休題。
試作には以下のブツとツールを使いました。
- Sensirion 社 SPS30 センサ
- Wi-Fi マイコンボード ESP32-DevKitC(Arduino 環境でソフトを書きました)
- IoT プラットフォーム Node-RED
- MQTT ブローカ Eclipse Mosquitto
- データベース MongoDB
- Intel NUC(ファンレスかつ SSD のもの)
- VMware ESXi
- その他、ブレッドボードやジャンパ線などなど
Node-RED や Mosquitto は既に ESXi 上に設置してあるものを使いました。ESP32 のソフトを書く時間が 2〜3時間程度、Node-RED のコーディングが 30分ほどといったところでしょうか。
早速、オフィスの入っている建物のベランダに設置してみました。こんなお試しサイトができあがりました。(停止しました)
- 「私設」相模原市南区の PM2.5 飛散状況: Particle Sensor SPS30 Located on Apartment Veranda (Sagamihara)(停止済)
- 参考: 日本気象協会の PM2.5 サイト
今日はここまで。