マイクラで論理回路(ろんりかいろ)を学ぼう(第2回)

投稿者: | 2021/11/11

Learning logic circuits by Minecraft (part 2).

前回に続き、マイクラで論理回路(ろんりかいろ)を学ぼう、の第 2回目です。

レッドストーン信号はどこまで伝わるの?

今回は、レッドストーン回路で信号がどのように伝わるか見てみましょう。まず、次のような回路を作ってみましょう。

レッドストーン信号を伝える基本的なやり方は、平らな面にレッドストーンダストを撒いてつなげていくことです。

しかし、一つ注意が必要です。レッドストーン信号は、どこまでもずっと長く伝わる訳ではないのです。15ブロックの長さのレッドストーンダストは端まで信号を伝えられますが、16ブロックになると信号が途絶えて、伝わらなくなります。(この制限を取り除いて、もっと遠くに伝える方法は次回以降に説明します。)

もう少し詳しく説明しましょう。レッドストーントーチの隣に置いたレッドストーンダストには、強さ 15の信号が伝わります。そして、隣のダストに伝わるにつれて、信号の強さが 1ずつ減っていきます。ダスト回路の長さが 15の場合は、先っぽのダストの信号の強さは 1となり、その隣のレッドストーンランプを(ぎりぎり)点けることができます。しかし、ダスト回路の長さが 16になると、先っぽのダストの信号の強さは 0となってしまい、信号が途絶えてしまい、ランプは点きません。

もう一つ、レッドストーン信号はレッドストーンダストを分岐することで、信号を二手、三手に分けることができます。このとき、信号を分岐しても、そこで信号の強さが半分になったり、三分の一になってしまうことはありません。また、信号は何度も何度も(回路の長さが長すぎなければ)分岐することができます。

レッドストーン信号の伝わる速さは?

次に、レッドストーン信号の伝わる速さを見てみましょう。

ここでは、今まで使っていたレッドストーントーチに代えて、「レバー」というアイテムを使っています。レバーを使うと、送り出す信号を簡単にオン/オフできて便利です。なお、レバーにはレッドストーン信号を作り出す「力」があるので、レバーだけでレッドストーン信号を送れます。(中に電池が入っている訳ですね! 🙂 )

レッドストーン信号は、レッドストーンダストの上を「無限の速さ」で伝わります。(上のビデオで、ランプが点くのが一瞬遅れているように見えるのは、ダストのせいではなく、レバーかランプのせいだと思います。) この、「無限の速さ」のことを、「遅延(ちえん。遅れのこと)がゼロである」と言うことにします。つまり、あるレッドストーンダストから、隣のレッドストーンダストに信号が伝わるのに必要な時間がゼロだ、という意味です。

ここで、遅延(時間)の単位を説明しなくてはいけませんね。

Minecraft(マイクラ)では、レッドストーン信号の伝わる時間を「レッドストーン・ティック(redstone tick)」という単位で計ります。ティックという言葉は「チック」と発音することもあり、これは「時計がチクタクいう」というときの「チク」という言葉の元になっています。レッドストーン回路は、ティックという時間の長さで、チクタクと進んでいく、と考えると分かりやすいでしょう。

レッドストーン・ティックのゲーム上での実際の時間は、0.1秒(10分の1秒)となっています。ですので、もし、ある回路でレッドストーン信号の遅延が 10ティックだとすると、ゲーム上では 1秒の遅れとして見ることができます。今回のビデオの回路では、レッドストーンダスト上を「遅延ゼロ(ティック)」で信号が伝わります。遅延ゼロをいくつ繋げても(ゼロをいくつ足し合わせても)遅延はゼロなので、レバーをオンにすると、レッドストーンランプは(ほぼ)一瞬で点くという訳ですね!

今日はここまで!  次回からは、遅延がゼロでないレッドストーン回路を紹介していきます。なお、以下の YouTube チャネルに御登録頂くと、新しい教材が公開された際にすぐ御覧頂けます。よろしくお願いいたします!

さらに学びたい方へ

少し高度な内容になりますが、もっと詳しく知りたい方のためのウェブサイトへのリンクを張っておきます。

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