ZigBee の通信可能距離(屋内)を実測してみました

Measured ZigBee communication distance (indoor). 前回の Bluetooth LE (BLE) に続き、今回は Digi Interntional 社の ZigBee の通信可能距離を実測してみました。今回も屋内です。前回は BLE の advertising で測定しましたが、XBee では再送制御が働いてしまうので、その辺りの条件は異なります。 条件 高層鉄筋コンクリートの住宅の中 送信側: XBee S2(Router, … 続きを読む »

2015年4月10日 カテゴリー: ZigBee

(番外編)Bluetooth LE のバッテリー寿命を見積もる(その 2)

Estimated Bluetooth LE battery life with nRF51822 again, for this time with graph. 先日、Nordic 社の nRF51822 による BLE ビーコンのバッテリー寿命を見積もってみましたが、今回はもう少し詳細にグラフの形にまとめてみました。御参考ください。なお、今回も Nordic 社のドキュメント SoftDevice Specification v1.3 と、データシート nRF51822… 続きを読む »

Bluetooth LE の通信可能距離(屋内)を実測してみました

Measured Bluetooth LE communication distance (indoor). 一般の Bluetooth や ZigBee など(送信出力が 0〜4dBm 程度)で、なんだか数百メートル以上も飛ぶような記事やウェブ情報を見かけますが、それは屋外の見通しで、かつ周りに他の無線機器などが存在しないような非常に条件の良い環境の場合かと思います。 そこで、実際の家庭屋内などでどれくらいの通信距離が得られるものなのか、調べてみました。(人の多いオフィスや… 続きを読む »

世界最小? の Bluetooth LE ビーコンを作ってみました

Quickly built a small Bluetooth LE beacon with a RedBear BLE Nano and a battery holder. 世界最小(当社比)Bluetooth LE ビーコンです。(^o^)/   ARM 内蔵なので、簡単なプログラムも入れられます。1秒毎に電波を発しますが、机上計算では電池が 1年程度持ちます。熊のロゴが可愛く、一見簡単そうに見えるのもポイントです。 (妻の定期入れに付けてあげようかと言ったら、要らないと… 続きを読む »

(番外編)Nordic の評価ボードで Bluetooth LE のパケットをキャプチャする

Sniffering Bluetooth LE packets by Nordic nRF51-DK and Mac OS X. 通信プロトコルの理解には、Sniffer や Wireshark のようなプロトコルアナライザが大いに役立ちます。私もそのようなツールがなかったら、いまでも Ethernet や TCP/IP を十分に理解できていないと思います。これは Bluetooth LE でも状況は同じです。 先日、Nordic 社の nRF51-DK という評価ボードを購… 続きを読む »

続・mbed の環境で Bluetooth LE アプリを書いてみる

How to modify an mbed BLE demo code to my own objective. 今回はもう少しちゃんと、mbed BLE アプリの書き方を説明してみます。と言っても、mbed のサイトに「BLE アプリの書きかた」という説明がある訳でもなく(少なくとも 1ヶ月前はなかった)、さらに C++ 言語のクラス設計の知識が必要になってきますので、ややハードルが高いかも知れません。また私もサンプルコードを見ながら書いてますので、説明が間違っていたらごめ… 続きを読む »

(番外編)Bluetooth LE のバッテリー寿命を見積もる

Estimating battery life of Bluetooth LE advertising by Nordic data. Bluetooth LE(BLE)の第一の特徴は、電力消費が極めて小さいことです。例えば、BLE ペリフェラルがセントラル(Wi-Fi でいうところのアクセスポイント)と通信していないとき、自分の存在を advertise(ブロードキャスト)するだけであれば、数秒に一度パケットを送るだけで良いので(正確には、3つの周波数で連続して送信する)、… 続きを読む »

mbed の環境で Bluetooth LE アプリを書いてみる

The next challenge is, writing my own Bluetooth LE application in the mbed development environment. 前回までで、無事に BLE Nano を使って Bluetooth LE (BLE) アプリを動かすことができましたので、次は自分自身で考える仕様に基づいて BLE ペリフェラルのアプリを書いてみたいと思います。BLE の仕様では、ハートレートモニタや自転車のケイデンスメーターの… 続きを読む »

BLE Nano で、まずは Nordic のサンプルコードを動かしてみる

First, ran a Nordic sample program on the BLE Nano. 番外編なんか書いたりして混乱してきましたが、話を戻します。そう、BLE Nano を購入したけどソフトの開発環境がいろいろあるので悩む、という話でした。 ARM の世界はベンダが多いので事情は複雑です。開発環境を一意に決めようとすると、思いつくだけでも次のような条件の組み合わせ存在します。 コンパイラはどうするか?  ARM 純正 ARMCC?  GNU の GCC? ライ… 続きを読む »

(番外編)Nordic nRF51-DK の Debug out で BLE Nano をデバッグする

Showing how to debug BLE Nano with the brand-new Nordic nRF51-DK. もう話の順序がメチャメチャなのですが、今日は Red Bear 社の BLE Nano を SWD (Serial Wire Debug) でデバッグするお話です。 実は BLE Nano の開発用に MK20 USB ボードというものが一緒に売られていて、これを使うとプログラムのフラッシュ書込みができます。同社のウェブサイトには CMSIS-D… 続きを読む »