Learning logic circuits by Minecraft (part 6).
前回に続き、マイクラで論理回路(ろんりかいろ)を学ぼう、の第 6回目です。今回は、第4回で取り上げたレッドストーンコンパレーター(以下、コンパレーターと呼びます)の不思議な働きを、解き明かしてみたいと思います。コンパレーターの働きを調べると、コンパレーターでいろいろな組み合わせ論理回路(第4回で説明しました)が作れることが分かると思います。
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「ケーキ電源(でんげん)」のお話
前回、Minecraft(マイクラ)の世界のケーキ(デコレーションケーキ)が、レッドストーン信号の可変電源(信号の強さを変えられる電源)として使えることをお話ししました。今回もケーキが大活躍します。
ただし、マイクラのケーキはそのままでは電源になりません。ケーキにコンパレーターを繋ぐことで電源として働きます。今後、ケーキ 1つにコンパレーター 1つを繋いだ回路を、「ケーキ電源」と呼ぶことにしましょう。
下の写真が、ケーキ電源です。(左に見えるレッドストーンダストは、ケーキ電源の一部ではありません。)
今回のビデオ
さて、さっそく YouTube のビデオでコンパレーターの実験を見てみましょう! 途中で、「ここで一度ビデオを止めましょう」というところまで見たら、そこでビデオを止めて、皆さん自身でいろいろ実験すると勉強になりますよ。
なお、答えはこの辺から始まります。
ビデオにも出てきますが、コンパレーターは次のように働きます。”つづきを読む…”
- 正面の入力が、横の入力と同じか、それより大きいときに、正面の入力と同じ強さの信号が、コンパレーターの出力から出てきます。
- 正面の入力のほうが小さいときは、コンパレーターの出力はゼロになります。
実は、コンパレータの「横の入力」は一つではなくて、左右の両方にあります。この辺りの仕組については、皆さんのほうで調べてみてくださいね!
次回は、このコンパレーターを使って、AND 回路、OR 回路、NOT 回路を作ってみましょう。
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