How to insert images in a text file being edited by Emacs.
私は、仕事中のメモ(業務ログ)は紙のノートではなくて、Emacs でテキストファイル中に書き込むようにしています。以前は A4 ノート派だったのですけど、あまりの金釘流で後から読めないことも多く、またノートを持参していないと参照できないこともあるので、そうしています。(Emacs でなくても、テキストエディタだったらなんでも良いと思うのですが、MS-Word とかは重すぎて不可。)
しかし、メモを残しているとときどき図を貼り付けたいことがあります。言い換えると、紙のノートだと金釘だろうがなんだろうが絵を描けるのですが、Emacs だとなかなかそうも行きません。知人で Evernote とか使っている人もいますが、私はああいうパワーツールは好きでないので、ガンコに Emacs してました。
しかしふと調べてみると、Emacs の編集テキストにインラインイメージを貼り付けることのできる iimage-mode なるものがあることが分かりました。これは有用そうです。
私は Emacs グルではないので詳しい説明はできませんが、とりあえず使い方です。
- テキストファイルの先頭に
-*- mode:iimage -*-
という行を書いておく。
- イメージを挿入したいときは、それを画像ファイルとしてテキストファイルと同じディレクトリ(あるいは子孫ディレクトリ)に images/foo.png のようなファイルを置く。
- テキストファイル中に、
file://images/foo.png
と書く。
これだけです。これで、Emacs で編集するテキストメモにインラインイメージを貼り付けることができます。テキストファイルがバイナリになったりしないので、精神衛生上、良さそうです。
Emacs グルでない私みたいな人のための TIPS
- file:// のタグを入れても、画像が出ません。
→ 記述後に、M-x iimage-recenter というコマンドを実行すると良いようです。あるいは、一度ファイルをセーブして、M-x revert-buffer でも良いと思います。 - 画像が大きすぎて、画面からはみ出ます。
→ 本当は自動スケーリングして欲しいところですが、私はしょうがないので、ImageMagick などでリサイズして貼っています。私の設定だと、横幅 560ピクセルくらいがちょうど良いようです。
ちなみに、org-mode というのが面白そうなのですが、ちょっと窮屈さを感じるので、まずは iimage-mode で生活してみようと思っています。