Launched the new Beacon Monitor (or “Monitor 2”) with the latest “SoftRock RX Ensemble III HF Receiver.”
(いつものことで恐縮ですが、重い腰を上げて)ビーコンモニタ 2 プロジェクトをスタートしてみました。いつ挫折するか分からないので、とりあえず「こっそり」とです。
海外のアマチュア無線家から、たびたび「このビーコンモニタ、ソフト分けて貰えたりしませんか?」というお問い合わせを頂いているのですが、なにぶんソフトウェア無線受信機の型が古いこと、独自の改造を施していること、ソースコードがスパゲティなこと、メンテナンス性が悪いこと、などを理由に婉曲にお断り申し上げているのですが、それではいけない!、と新しいプロジェクトを立ち上げた次第です。
まずは、SoftRock RX Ensemble III HF Receiver のキットを購入し、組み立ててみました。
8MHz より下のバンドは使わないので、バンド 0 とバンド 1 は組んでいません。
今日は早速、Windows 上で SoftRock 用のソフトを動かして試してみました。思ったよりも S/N が悪いですが、シールドしていないことが影響しているかも知れません。また、I/Q の分離もあまり良くありません。私の工作がまずいのか、PCM CODEC が良くないのか評価中です。(使っている TI PCM2902 は、L と R チャネルのサンプリング時刻がずれているらしいことが分かっています。)
また、内蔵のプログラマブルオシレター Si570 ですが、私の個体はどうも 5ppm ほど周波数がずれています。ビーコンモニタでは絶対周波数がけっこう重要なのですが、これは周波数標準と標準電波を使って、キャリブレーションする予定です。
ちなみに上記ウォーターフォールで、上下にウネウネ走っているのは、周波数標準装置のために使っている 24V 電源からのノイズだということが分かりました。はやりシールドは必要です。