Made a QR code label writer app for individual customers.
ちょっと小ネタっぽいですが…
以前に、Dymo のラベルライタを使ってタイムスタンププリンタを作りました。これはこれで、家族に好評なのですが、他のことができないかなあ、とずっと思ってました。
実は最近、ファームロジックスの設備で唯一の A4 版プリンタが故障してしまい(というか、ヘッドが目詰まりしてしまい)、ちょっとした印刷ができずに困っております。もっとも、最近は年賀状と、お客様への送付状くらいにしか使う機会がありません。ヘッドが目詰まりしたのも、あまり使っていなかったことが原因だと思うのですが…。
今回は、アプリを実行する度に、異なる URL を含んだ QR コードを印刷するラベルプリンタを作ってみました。
こんな感じです。
お客様に封書などをお届けする際に、封筒の裏にでも貼ってみようかなあ、という次第です。
家族に見せたのですが、いわく、「自分専用へのメッセージって気付かないんじゃない?」とのことでした。お客様だけへのメッセージですよ、ということを強調するために、QR コードの真ん中にお名前でも入れてみようかと考えている次第です。(最近、QR コードの真ん中にイラストが入っているものがありますよね?)
プログラムコードはまだ整理できていないのですが、いずれ公開させて頂こうかとも思っています。以下、御自身でプログラムを書いてみたい方へのヒントです。
- Dymo ラベルライタを使う場合は、Linux PC(Raspberry Pi(ラズパイ)が便利でしょう)にドライバをインストールしておきます。
- 背景となる画像を、Gimp などの画像編集ソフトで用意します。
- 数十ビット程度の疑似乱数整数を生成します。
- URL に変換します。こちらの hhc ライブラリが便利でしょう。
- Python の QR コードライブラリで QR コードに変換します。
- 背景となる画像の上に、宛名と QR コードをオーバーレイします。私は ImageMagick を使いました。
- Dymo ラベルライタで印刷します。
おしまい。