[ガジェット編] Seeed Studio からいろいろ来た

Some new gadgets from Seeed Studio including a RISC-V MCU development board.

またぞろ電子工作ガジェットをいろいろ買ってしまいました。本当は 10月末にオーダーして、そのときに estimated delivery が 11月後半だったのに、なんと 1月まで延びてしまったという強者も含まれます。

いま、DHL さんの荷物を佐川さんが持ってきて、「サインでも結構です」と言われたのですが、既に手にハンコを持っていたので「ハンコでもいいですか?」と聞いたら、一瞬ためらった様子を見せた後「ハンコでもいいです」と言われました。なんだかお互いに日本語に自信を失った 10秒間でした。

まず一つめ

こいつの出荷が手間取っていたようです。ラベルを見ると、1月5日というホカホカのタイムスタンプが入っていたので、おそらく、出前の「いま出るところです」ではなくて、本当に手間取っていたようですね。

という訳で、逆にいうと、こいつは早めに動作確認したほうが良いかもです。

後記: 写真では見えませんが、ボードの裏にはマイクロ SD カードスロットが付いています。

二つめ

上の「一つめ」もそうですが、これらのボードは何を隠そう、巷を騒然とさせた GigaDevice 社の

  • ピン配は STM32F103 互換だけど、
  • CPU は RISC-V

という、かなり強烈な MCU を搭載しています。あまりに強烈すぎて、うまく言い表せませんので、こちらの紹介記事を御参考ください。

ボードには 160×80 IPS RGB LCD を搭載の上、なんか可愛らしいミントケースみたいなプラモデルが付属しています。こちらも、ボード裏にマイクロ SD カードスロットがあります。LCD パネルがスポンジテープで貼ってあるんだけど、ちょっと斜めっている。ケースにちゃんと入るかな?

三つめ

これは、Seeed 社の Grove コネクタがたくさん付いた SAMD21 マイコンボード(Arduino 互換)です。

何に使うのかですって?  よく屋外に、いろんなセンサボードを設置して IoT したいことがありますよね。そんな際、センサ一つ一つに ESP32 マイコンを繋ぐのは大変です。かと言って、一台の ESP32 に後からセンサを足していこうとすると、そのたびにファームウェアを書き換えたり、テストしたり、センサのコネクタを抜き差ししたり、面倒ですよね。

この Lotus Cortex-M0+ を屋外の Raspberry Pi に繋ぐことで、複数のセンサを簡単にネットワークに繋げないかな、と考えた訳です。できたら、Raspberry Pi にこのボードを 2枚繋いで(だから 2枚買いました)稼働系と待機系に分け、Arduino のファームウェアを Raspberry Pi で遠隔から書き換えられるようにしたりしたら便利じゃないか、という思惑もあります。まだ試していないんですけどね。時間ができたら遊んでみたいです。

今日はここまで。