Adobe Reader DC から Reader XI に戻した話

ブログのアップデートをさぼっておりました。久々のブログです。

最近、バックアップ用に新しい Mac を導入したのですが、そのときに Adobe Reader(Acrobat Reader)をインストールしたところ、最新の DC というバージョンになってしまいました。このバージョンは、まだメジャーアップデートしたばかりのせいか荒削りで、起動時のデフォルト動作モードがうまく設定できないとか、起動が遅いとか、使いづらく感じます。

さらに、キー操作だけで PDF ファイルを縦横無尽に行き来すると、大きな問題が見つかります。例えば、PDF でキーワードを検索して、検索結果を連続して閲覧していく場合、いわゆる「高度な検索」という機能を使い、そこから Command + G(Windows では Control-G)を連打していく訳ですが、Acrobat DC ではこの機能が使えません。いや、いちおう項目間の移動はできるのですが、文書画面のほうが反映されないのです。これは、仕事で PDF ファイルを閲覧するには致命的な問題です。(いちいちマウスでクリックしなくてはいけない。)

という訳で、Adobe (Acrobat) Reader XI に戻すことにしました。ところが、なんと Adobe のサイトには Reader XI のダウンロード先が見つかりません。これはもちろんマーケティング的な理由があって、できるだけ多くのユーザーに DC を使ってもらってフィードバックを得たいのでしょうが、こういう時には困ります。今回、一生懸命探してインストーラをダウンロードすることができたので、皆様の参考になるかも知れないためまとめておきます。

まず最初に、Adobe Reader XI(日本語版)ですが、Adobe の FTP サイトに置かれてました。

まず、11.0.00 をインストール後にアップデータをインストールします。アプリのメニューからアップデート操作をしても良いと思いますが、間違って再度 Acrobat DC を入れないように注意しましょう。

今後は Acrobat DC が主流になる可能性もありますし、上記バージョンにセキュリティホールが見つかる可能性もありますので、皆様の御判断でご利用ください。

おしまい。