Bluetooth LE 技術の評価を始める

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Evaluating and Implementing a small application with Bluetooth LE technology.

今まで ZigBee を中心に近距離無線技術を使った試作をしていましたが、最近 Bluetooth LE (Smart)  (以下 BLE)の評価も始めました。BLE には、スマートフォンや携帯電話、ノートパソコンとの親和性が高いといったメリットがあり、今後の応用分野が期待できるところです。実際、ハードウェア設計者やファームウェア技術者向けの評価キットだけでなく、スマートフォンのアプリケーション技術者向けの BLE 評価キットが市販されていて、技術の裾野が広りつつあります。以下は、Texas Instruments 社が販売している SensorTag と呼ばれる製品(写真左)です。

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このマウスよりやや小さな筐体の中に次のようなセンサーが入っており、無償配布のスマホアプリからデータを閲覧できるようになっています。

  • 温度センサー
  • 湿度センサー
  • 気圧センサー
  • 赤外線温度センサー(放射温度計。イメージ的には「ミミッピ」のようなもの)
  • 3軸加速度センサー
  • 3軸磁気センサー(方位磁石のようなもの)
  • 3軸ジャイロセンサー

閲覧イメージはこのような感じです。

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ところで、上記の TI SmartTag はスマホアプリ技術者には取っ付きやすそうですが、ハード屋、組込系ソフト屋にはちょっと面白みが足りません。出来合のデバイスではなく、実際に BLE モジュールを組み込んだオモチャを自分の手で試作したいところです。そのような訳で、さらに次のような部品を購入してみました。

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これは、Red Bear 社の BLE Nano と呼ばれる無線モジュールです。日本国内で有効な工事設計認証も取れているようなので、電波暗室がなくても大丈夫です。

ちなみにこのモジュールに搭載されているのは、有名な Nordic 社の nRF51822 というデバイスなので、Nordic 社の開発ツールが利用できるます。さらには、最近はやりの mbed や Arduino の開発環境も利用できるようになっています。

今日はここまで。次回は、実際に mbed 開発環境を使って BLE ペリフェラルを動かしてみたいと思います。