Raspberry Pi Type B+ を入手したので、いろいろいじっています。
まずは不要なデーモンを停める検討から始めました。最初に見つけたのは ifplugd というデーモンで、ネットワークインターフェイスを見つけて動的に構成するデーモンみたいですが、eth0 しか使わない場合、シンプルに dhcpc を動かせば不要に思えました。ま、大した容量を食っている訳ではないのですが。
最初、update-rc.d コマンドを使おうとしたら、今は insserv というコマンドを使うのだそうです。
というわけで、
$ sudo insserv -r ifplugd
としてみました。確かに /etc/rc5.d から消えているのですが、リブートするとなぜかまだ ifplugd が動いています。なんでだろう?
しょうがないので、
$ sudo apt-get remove ifplugd
で、パッケージごと消してみました。ようやく ifplugd の呪縛から逃れました。(ま、そんなにデカいデーモンではないのですが。)
しかしこのままでは dhcpc が動かないので、eth0 が設定されません。NetBSD とかと違って、/etc/init.d には dhcpc を起動するスクリプトがありません。どうするのかと思ったら、/etc/init.d/networking が ifup コマンド経由で dhcpc を呼んでくれるようです。
最初、
$ sudo ifup -a
とかしてみたのですが、eth0 の設定がされません。(ifup eth0 なら動きます。)
よく ifup のマニュアルページを見てみたら、/etc/network/interfaces の auto で始まる行に eth0 と書いておかないと、ダメみたいです。という訳で、/etc/network/interfaces はこんな感じに。(アンダーラインを引いた場所が変更点。)
auto lo eth0
iface lo inet loopback
iface eth0 inet dhcp
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual
wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet dhcp
これでようやく、起動時に dhcpc が動くようになりました。なんか、いろいろ知らないことが多くて大変です。BSD がいいなあ。(笑)