昔の IC 工作ブームから Arduino まで

投稿者: | 2015年9月1日

When I was a kid (around 1980), there was a digital IC DIY boom and saw a lot of related magazines.  I think recent Arduino boom is similar to that, but we no longer need to understand complicated digital sequence logic circuits.  It is good thing for young DIY hobbyists, I believe.

Arduino ブームを見ると、80年頃のこんな電子工作ブーム(下の写真)を思い出させますが、当時は何かロジックを組もうとすると、たくさんの 74xx を使った順序回路や、タイマ IC 555 と CR 遅延回路など使ったトリッキーなロジックを組まざるをえず、ちょっと敷居が高かったように思います。私はその頃小学生だったので、とても順序回路まで理解できませんでした。順序回路が分かったのは、大学で講義を受けてからでしょうか。

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いまでは、C 言語や BASIC、はたまたビジュアルプログラミング環境の MIT Scratch とか使って制御プログラムが書けることもあり、それが電子工作ブームを支えているような気もします。誰でもセンサーやアクチュエーターを買ってきて工作できるのはいいことだと思います。
また昔は、サーボモーターとかいうとラジコンマニアの使う高価な部品でしたけど、いまでは 1,000円程度で買えるみたいですし、マイコンで簡単にプログラムできますし、こうなると技術というよりもアイデア次第ですよね。裾野が広がったのが分かる気がします。